(※サムネイル画像は、3月に釣行した時のもの)
上天草の大矢野周辺ではキス釣りが盛んな季節に突入しているが、今回はメバル狙いでの釣行。5月22日の夜22:00頃から合津港で釣りを始める。
1.0gのジグヘットにクリア系の1インチワームで表層をゆっくりと巻いていく。常夜灯周辺を探るが反応なし……と思ったが、ポイントを次々に変えて探るうちにアタリがあった。メバル特有の下に向かう強い引き。キャッチしてみれば15cmほどでそこまで大きくはないが、大きさの割に引きが強いのがメバルの面白いところだ。
合津港では1月後半から何度かメバル釣りに来ているが、今回の釣行ではアベレージサイズが大きくなっていた。3月〜4月にかけては10cmを下回るようなサイズの数釣りを楽しんでいたのだが、今回は15cmを下回る個体はほとんどいなかった。
これは今回の釣行に限ったことではないが、合津港のメバルはなかなかオープンな場所では釣れない。奥まっているところや船のそばなど、何かしらのストラクチャーに絡んでいるところでよくヒットする。ただし、そのような場所でかつ仕掛けがストラクチャーと絡まらないように投げられる場所は限られてくるので、ヒットパターンを得ても延々と釣果に繋がらないのが難しい。大抵は、一箇所で三匹くらい釣れればアタリが無くなってしまう。十分ほどその場を休めればまたアタリが復活しているが、1時間ほど釣ると場を休めることの効果も無くなってしまった。そのため、8匹ほど釣ったところで竿を収める。なお、同行者も同じようにジグ単で10匹弱釣れていたようだった。
釣り方は簡単で、ポイントに対して岸から10mほど投げ込み、ゆっくりと表層を引いてくるだけ。大抵はワームをピックアップする寸前、ほぼ足元でヒットする。ところが、足元でちょんちょんと動かしても釣れないので、やはりメバルに対してはただ巻きが強いのだろうなと実感した。
その後、樋合新港でもワームを投げるがアタリは無し。周辺にいた釣り人も連れていないようだった。なお、同行者はエギングで1kg超のコウイカを釣り上げていた。