というタイトルの書き方をしておいて、僕自身は煙草を吸わないのですが……。
先日、実家へ帰って父親のクレジットカードの利用履歴と獲得ポイントを見ていました。獲得したポイントの使い道を教えてほしいと言われたからです。
そこで気づいたのですが、僕からの紹介で作って数ヶ月ほどのクレジットカードのポイントが、もう1万ポイントも付いていたんです。
父は、このクレジットカードをほぼセブンイレブンでしか使っていません。それなのに、なぜこんなにもポイントが付いているのか……?
ここでは、そのクレジットカードの紹介と、なぜ煙草を1日1箱現金で買っている人が1年でおよそ1万3千円損するのかについて解説します。
三井住友カードナンバーレスという魔法のカード
結論からいうと、ここで紹介するクレジットカードは三井住友カードナンバーレスです。
このクレジットカード、通常使いする分にはそれほど強いカードではありません。というのも、通常のポイント還元率は0.5%。楽天カードをはじめとして多くのクレジットカードで1.0%の還元率が当たり前となっている現代では、それほど旨味のあるカードではありません。
しかしこのクレジットカード、簡単な条件をクリアするだけで7.0%還元のクレジットカードに早変わりしてしまうのです。還元対象となる店舗は限られてしまうのですが、セブンイレブン、ローソン、マクドナルドが対象なので、そういうお店で使う専用のカードにすれば、がっつり旨味を得ることができます。
なお、このカードは、本記事を書いている2025/01/23時点で価格.comのクレジットカード人気ランキングの1位になっている人気のカードです。
7.0%還元を得るには? → スマホのタッチ決済をするだけ
この三井住友カードナンバーレスで7.0%還元を受けるには、いくつかの条件があります。
まず、対象の店舗で使うこと。最新の対象店舗については、三井住友カードの以下のページをご覧ください。
執筆時点では、以下のような店舗が対象になっています。
- セブンイレブン
- ローソン
- マクドナルド
- すき家
- サイゼリヤ
- ガスト
- ドトール
特に、セブンイレブンやローソンなどのコンビニは毎日使うという方も多いのではないでしょうか?
次の条件は、スマホのタッチ決済で三井住友カードナンバーレスを使うことです。ここが少しだけややこしいのですが、一度設定が完了してしまえば、特に難しいことはないので、安心して読み進めてください。
スマホのタッチ決済とは、Apple Pay や Google Payなどに登録したクレジットカードで決済する方法のことです。物理カードが必要なく、スマホだけで決済が完結するので、めちゃくちゃ便利です。
以下、iPhoneで使う場合の設定方法について、簡単にご説明します。
- 「ウォレット」アプリを開く
- 画面右上の「+」ボタンをタップする
- 「クレジットカードなど」の項目を選択する
- 「続ける」をタップする
- クレジットカードの情報を入力する
以上です。簡単ですよね?
詳細な設定方法については、以下のページでも解説されています。
登録したクレジットカードは、iPhoneのサイドボタンを2回タップすることで呼び出せます。
なお、物理のクレジットカードで決済をした場合は、還元率が0.5%になってしまいます。対象店舗で決済する場合は、かならずスマホ決済を使うようにしましょう。
煙草は三井住友カードナンバーレスを使ってコンビニで買おう
さて、「煙草を1日1箱現金で買っている人は、1年で1万3千円損してる?」のお話に入りましょう。
煙草は、どこで購入しても値段は変わりませんよね。また、日常的にコンビニで煙草を購入しているという方も多いはず。
たとえば煙草が1箱500円だとして、毎日買うとすると、500 × 365 = 18万2,500円になります。
三井住友カードナンバーレスのスマホタッチ決済を使うと、この金額のうち7.0%が還元されるのです。つまり、 18万2,500 × 7.0% = 1万2,775円、およそ1万3,000円がポイント還元されるのです。
三井住友カードナンバーレスでは、Vポイント(旧Tポイント)が貯まっていきます。このポイントは、1ポイント = 1円でクレジットカードの支払いに充当することができるので、使い勝手もかなり良いです。
煙草を日常的に吸う方であれば、これを使わない理由がほとんどありません。唯一のデメリットは、クレジットカードが増えると管理が面倒になることくらい……? しかし、コンビニでしか使わないカードという位置づけにしておけば、逆にコンビニでの使用金額が丸わかりになるので、「今月はコンビニで使いすぎたから、来週は少し控えめにしよう……」といった反省材料にも使えます。
三井住友カードナンバーレスの詳細
三井住友カードナンバーレスについて気になる方は、公式サイトの以下のページをご覧ください。
年会費も0円なので、とりあえず発行だけしておいても損は無いカードです。基本的にスマホのタッチ決済でしか使わないので、物理カードは自宅でお留守番してもらうことになります。