第5世代 iPad Pro 12.9インチの活用方法を模索している

2021年5月に発売された第5世代 iPad Pro 12.9インチ。僕も発売から1ヶ月遅れくらいで手に入れ、それから半年以上使い続けています。

当初は「タッチ操作もできるPC端末として使えたら便利かもしれない」という気持ちで買ったのですが、macOSとかなり違うところが多いので、PC端末として使うのは少し難しいことが分かってきました。それに気づいてからは、せっかく買ったのに宝の持ち腐れ状態に……。

しかし機会を見つけて新しい使い方に挑戦していく中で、少しずつ用途を開発することができてきました。別になくても生活に困らない iPad Proですが、そうはいっても数十万円かかっているので、これからも何とか活用していきたいところ。「iPad Pro 買って何の役に立つの?」という疑問をお持ちの方に向けて、僕の活用法を紹介していきたいとおもいます。

手書きメモ

iPad Pro 12.9インチの仕様用途は、80%以上が手書きメモです。僕は第6世代の無印 iPad も使っていて、一時期はこれで手書きメモを取っていました。割と便利だったのですが、無印 iPadは第一世代の Apple Pencil しか使えないのが最大の欠点。充電が極めて面倒くさいし不格好なので、日常的に使う気になれなかったんですよね。

一方で iPad Pro は第二世代の Apple Pencil を使うことができるので、充電がしやすくなりました。画面が大きいので情報の一覧性が高いのも何かと便利。まあ、無印の方が狭い場所でも置けるという話もあるんですけどね。大きさは一長一短という感じ。

また、iPad Pro は無印 iPad に比べてリフレッシュレートが高いので、ペンで文字を書いた時の遅延が若干少ないです。手元にあるので比べてみたのですが、たしかに微妙に違う。Pro の方が快適に書けるような気がします。ただ、無印の方でも別に困るくらい遅延が起きるわけではないので、ここは微々たる差かもしれません。

とりあえず、iPad を使ってメモをとりたいと思っており、かつ広い画面が欲しいのであれば、今のところ iPad Pro 12.9インチ一択ということになりますね。

テキストを書く

僕が PC 端末を使う主な用途はテキストを書くことです。自宅ではMacBook Pro をディスプレイに繋ぎ、キーボードは HHHKB を使っています。外出先では、MacBook Pro を単体で持ち出して、備え付けのキーボードでテキストを書いています。

iPad Pro でも原稿が書けると素敵なんじゃないかと思い、専用の Magic Keyboard も買ってみました。実際に何度もタイピングしており、使用感は結構良い感じです。良い感じなんですけど、これなら別に Macbook Pro でも良いんだよな……という気持ちになってしまいます。

僕は13インチの MacBook Pro を使っており、大きさも重さも iPad Pro 12.9インチと大した違いはありません。なので、外出先に持っていくにしても Mac の方で良いんですよね。これが11インチの iPad Pro ならまた違ったのかもしれませんが、でも手書きする時にでっかい画面の方が良いので難しいところ。

というわけで結局、Magic Keyboard はほとんど使わなくなりました。ディスプレイに繋いでいる Mac を外すのが面倒くさくて、かつダイニングで作業をしたい時にたまに使うくらいの感じになっています。

写真の現像

一眼レフで写真を撮るのが趣味で、撮った写真は iPad Pro 12.9インチで現像しています。使用しているのはLightroom。

iPad の使いみちとしては正直これが一番ちょうど良いように思います。Mac で作業するのに比べて、すごく直感的に作業することができます。ただし、スペック的には別に無印 iPad でも問題がないので、でかい画面であることくらいしか利点はないような気がしています。

別に Pro じゃなくても良い

ここまで読んでこられてお気づきだと思うのですが、僕の使用用途だと iPad Pro を使う必要性ってないんですよね。処理性能だったら Air でも良いし、なんなら無印でも十分。

でも、12.9インチの iPad Proには何者にも代えがたいロマンがあるんですよね。第二世代の Apple Pencil が使えるし、狭額縁だし、何より画面がでっかい。もうこれだけで120点なわけです。これに数十万円出しているわけです。もし願いが叶うのであれば、無印で狭額縁の12.9インチ iPad が出てほしいですね。僕にはそれで十分なので……。

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