49インチウルトラワイドと27インチ4Kのモニタ2枚体制で文章を書く

この記事は、執筆ハック Advent Calendar 2023 2日目の記事です。


4年ほど前にLGの34インチウルトラワイドモニタを購入したのですが、それからおよそ10ヶ月後に落下させて液晶を割ってしまいました。あれは悲しい出来事でした。

その後、むしゃくしゃした僕は「どうせ買い替えるならもっとでっかいのを買っちゃo
〜〜〜」というノリで、DELLの49インチウルトラワイドモニタを購入。こちらは壊すことなく、なんとか3年くらい使い続けています。

ところで最近、デスクの上にモニタがもう一枚増えました。DELLの27インチ4Kのやつです。

ウルトラワイドモニタだけでも良いかなと思っていたのですが、以前からモニタの縦置きに憧れがあったんですよね。そんな折にAmazonプライムデーがやってきて、1万円くらい安くなていったので勢い余って購入。現在のモニタ構成になりました。

どんな感じでこのモニタ構成を実現しているのか? そしてこのモニタをどのように使い分けているのか? ということについて書いていきたいと思います。

MacBook Airからドッキングステーションで画面出力

僕は普段M2チップが搭載されたMacBook Airを使っているのですが、実はこのモデルは出力できる画面の数が1枚までとなっています。つまり、ウルトラワイドモニタのみであれば問題無く出力できたのですが、通常であればそこに4Kモニタをもう一枚つなぐことはできません。

そこで購入したのが、Anker 564 USB-C ドッキングステーション。DisplayLinkドライバをインストールすると、MacBook Airから最大3つの外部モニタに映像を出力できるという優れものです。こちらも、Amazonプライムデーで1万円近く安くなっていたので買っちゃいました。

DisplayLinkドライバをどこからインストールするのかを探すのがやや面倒くさかったですが、Google検索で簡単に見つかったし、ボタンをぽちぽちしているだけで設定が完了したので、それほど難しいところはありませんでした。

たまに1画面しか出力されなくなることもありますが、そういう時はDisplayLinkを改めて起動すると正常に映るようになります。

画面の使い分け

49インチウルトラワイドモニタ

49インチウルトラワイドはちょうど27インチのモニタを2枚並べたような大きさになっているようです。

基本的には、画面を4分割してそれぞれにアプリケーションを配置しています。配置に利用しているのはBetterSnapToolというソフト。事前に画面幅などを決めておくと、マウスでアプリケーション画面を特定の位置にスナップするだけで、画面を綺麗に配置してくれます。

一番左にはSlackを配置し、メッセージをいつでも確認できるようにしています。その隣には3枚Chromeの画面を並べて、好きな感じに使っています。

Googleドキュメントなどで文章を書く場合は、左から2番目のスペースと左から4番目のスペースを資料表示用にして、左から3番目のスペースでGoogleドキュメントを開いています。

また、WordPressなどに文章を入稿する時などは、左から2番目のスペースを資料表示用にして、左から3番目のスペースに入稿画面を表示。そして、入稿結果のプレビューを4番目の画面に表示して作業を行っています。

27インチ4Kモニタ

自分で文章を書いている時や入稿を行っている時など、4Kモニタはサブの資料表示用モニタとして活用しています。文章の多い資料を参照する時は、縦置きの4Kモニタで確認した方が目的の記述を見つけやすいんですよね。

また、入稿し終わった記事の最終チェックをする場合には、プレビュー画面を4Kモニタの方に移して確認します。

ただ、4Kモニタが真価を発揮するのは、自分以外の人が書いた文章を読む時です。文章の編集や赤入れを行う際はGoogleドキュメントで行うことが多いのですが、縦置きモニタで読んだ方が全体の構成が分かりやすく、修正提案やコメントが入れやすいんですよね。また、ウルトラワイドモニタに比べて解像度が高く画面が綺麗なので、長文を読んでも疲れにくい、という理由もあります。

まとめ

簡単ではありますが、49インチウルトラワイドと27インチ4Kのモニタ2枚体制で文章を書く際の使い分けなどを書いてみました。

かなり快適に執筆ができて凄く良いのですが、ひとつ問題があるとすれば、この環境に慣れてしまうと外出先で執筆するのが難しくなってしまうことですね。たまにMacBook Air 1台で作業をすることがあるのですが、環境が整備されていなくて「早く家に帰りたいな〜」と思うことが多々あります。

また、今後のデスク環境についてですが、あともう1台はモニタを追加できるはずなので、JAPANNEXTの49インチウルトラワイドを買いたいなと妄想しています。DELLの49インチウルトラワイドが15万円程度だったのに対して、JAPANNEXTのモニタは12万円弱と少しお休め。本当は同じモニタ2枚で揃えたい気持ちもあるのですが、メーカーによって映りや操作性にどういう違いがあるのか気になるんですよね……。

なお、Ankerのドッキングステーションを経由すれば出力できるとは書いてあるのですが、MacBook Airの能力的に出力できるかどうかはちょっとよくわかりません。そのうち人柱になってみたいと思います。